こんにちは、ほぐしや心根カウンセリングルーム
代表の諏訪義崇です。
今日は、大事な心理法則の一つ、
『反応するタネの法則』
というのをご紹介します。
他人や周りの言動、態度、行動、出来事に対して、自分の中で何か
反応が起こるとしたら、『反応するタネ』が自分の中に必ずあります。
例えば簡単な例でいくと、子供さんのいるお父さんお母さんなら一度は
こんな経験ないでしょうか?
人の多い街中で歩いているとき、小さな子供が「パパ」とか「ママ」って
叫ぶと、自分の子供でなくても反応することってないですか?
これ、当然と言えば当然なのですが、子供のいない人には絶対あり得ない
反応なのです。
また、私を例にとると、
私の身長は180㎝近くあるのですが、「諏訪さんのチビ」って言われても
何も感じないし特に反応しません。
ただ、私は最近お腹が出てきてちょっと気になっているんですが(笑)、
「諏訪さん最近お腹出てますね」って言われるとちょっとショックというか
ギクッと反応してしまいます。
逆に、お相撲さんに、「お腹出てますね!」って言ったところで、
「でしょ!だから強いんです」くらいの反応しかないですよね。
人は、自分の中に無いもの(気にしてないもの)には反応しません。反応する
ということは、ほかの誰でもない自分自身が一番気にしているからなのです。
何なら自分自身で否定していればいるほどその反応は大きくなるし、時に
怒ったり悲しんだりするわけです。
何か、人から言われたことであったり態度によって、何か感情が動いたときは、
まずは自分の中の『反応するタネ』が何なのか冷静に考えてみるのもいいかもしれ
ませんね(笑)